橋本喜代子 の 
ワンポイント
 アドバイス

踊りの型のルーツがわかれば もっとたのしくなる
 
 
 
                           日本固有の民踊のルーツ

 いつ踊りはじめたのかは不明ですが、
霊魂のことを考え始めたのは、旧石器時代後半の末ごろであろうと思われます。

太古の人々は、獲物が豊富にあった夜などは、焚火のまわりで踊り始め、
何日も、何日も、雨が降らなければ、天の神様に、
両手を空へあげ、地に伏せて、雨乞いの祈りをしたのでしょう。
地の神様には、地面を足で踏みならして、お祈りをしたとも。
 
それが、踊りの原型になり、少しずつ、少しずつ、形を変えながら、
その土地に、伝承されてきたものが、民踊の踊りの、原点となりました。
海に行けば、網を海に投げ入れる動き。そして、魚をとる動作。
山へ行けば、木を転がす動作。
小枝を寄せて背中へ担ぐ動作。
   
何事も、人間の日常の動作が、踊りの形になり、現在に至っています。
踊りの形は、人の営みや、喜怒哀楽が、凝縮されたものといえるでしょぅ。
 
寝屋川市日本民踊研究会へ

             

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